Webライター歴2年、2019年2月からブロガーと兼業するようになって半年。
在宅でできる物書きの仕事という共通点はありますが
- どのような違いがあるのか?
- どれくらい儲かるのか?
- 向き不向きはあるのか?
という疑問をお持ちの方も多いでしょう。
この記事では、Webライターとブロガーを半年兼業してみてわかった
- Webライターとブロガーの違い
- それぞれに向いている性格や環境の人
についてご紹介していきます。
Webライターとブロガーの特徴と違い
Webライターとブロガーについて比較していきますので、その特徴を見てみましょう。
収入源 | 記事の書き方 | 納期 | |
Webライター | クライアント | クライアントの依頼によって変わる | クライアントと話し合って決める |
ブロガー | 広告収入 | 自由 | 自由 |
このように、Webライターはクライアントあってのもの、ブロガーが自主性によるもの、という傾向が強いです。
ここからは、それぞれの仕事について詳しくご紹介していきます。
Webライターの特徴
Webライターが仕事をする方法は
- クラウドソージングに登録する
- 求人サイトで探す
- メディアに直接営業をかける
この3点がメインとなります。
ランサーズなどのクラウドソージングに登録し、多くの仕事の中から自分がやりやすい案件に応募(提案)して、合格すれば仕事をすることができます。
求人サイトで探したり、ライター募集をしているメディアに営業をかけたりして仕事を請け負うことも。
いずれにせよ、Webライターは仕事相手を探し、そこで知り合ったクライアントと共に記事を仕上げていきます。
報酬額はクライアントによりますが、初心者なら時給換算で100円未満であることも……。
しかし、経験や勉強をする・営業を怠らないようにすれば数ヶ月後に時給1000円以上にすることは可能です。
私はそこへ行くまでに1年かかりましたが……工夫の仕方や勉強方法によって変わってきますよ。
ブロガーの特徴
自分で立ち上げたブログに対して
- Googleアドセンス
- アフィリエイト
といった広告を貼り付け、それを見てくれたり商品を購入してくれた分の成果だったりで報酬が支払われます。
締め切りを設定してくれたり、記事の書き方を決めてくれるクライアントはいないので、すべて自分の考えで作業していきます。
- サーバーを借りる
- ドメイン取得
- 管理をする
など、記事を書く以外にも多くの作業が待っています。
広告を見て収入を得るまでに時間がかかるので、2、3か月は無収入の覚悟も必要ですので、いますぐ収入が欲しい人にはおすすめできません。
Webライターとブロガーに向いている人
半年Webライターとブロガーを兼業してみて、それぞれ向き不向きがあるとわかりました。
どんな人がどの仕事に向いているか、ここでは細かくご紹介していきます。
Webライターは成長しやすい
初心者からスタートする場合、ブロガーよりもWebライターの方が成長しやすいと考えています。
というのも、ブログはひとりで考えて作り上げていくもので、やり方を間違えていても基本的に誰も教えてくれません。
アクセスが増えるのか、直帰率は?CVは?
など、自分で本を読んだり情報収集したりしながら、正しいやり方なのか定かでないまま手探りで進んでいかなくてはいけません。
一方Webライターはクライアントあってのもの。
文章術・SEO・引用のルールなど、私は多くのことをクライアントさんから学びました。
おそらく、最初からブロガーとして収入を得ようと思ったら今以上に迷走していただろうと思います。
納期に間に合わせるために短期間で集中して作業することも、成長に繋がったと感じています。
もっとも、SEOをはじめとしたネットメディア運営に詳しいクライアントさんでないといけません。
時々、それじゃアクセス集まらないだろうというレギュレーションを求めてくるクライアントさんもいます。
「中身なくてもいいからキーワード○個使って文字数は絶対○千文字ね!」などと言われることもあるので、盲信することは危険!
クライアントからの指示や評価を聞くだけでなく、自分で勉強することもWebライターにとって重要です。
ブロガーは自由度が高い分マイペースに作業できる
Webライターはクライアントあっての仕事だとさんざんお伝えしてきました。
ですので、クライアントから前触れなく連絡が途絶えたり、月30本依頼すると言われたのに5本しかなかったりと、こちらの都合はお構いなしで仕事量を決められてしまうことも多々あります。
- 昨日まで忙しかったのに、急にやることがない
- 新しい仕事を入れたいけれど、応募して採用されるまで数日待たなくてはいけない
- 返事を待った挙句、不採用になることの方が多い
このように、まったくスケジュールが読めないんですよ……。
仕事量=収入に直結するため暇な日々が続くと本当に焦ってしまい、気持ちが落ち着かない日々が続きます。
体調がいい・時間があるときに集中して作業できる点ではブロガーがおすすめです。
早く収入を確保したいならWebライター
Webライターは仕事が終われば即入金されることもあり、初月から仕事をした分だけ収入を得ることができます。
とはいえ、初心者ですと初月の収入が数千円であることもしばしばですが……。
それでもブロガーよりは早いです。
ブロガーがアドセンス広告を貼れるようになるまでにまず1か月ほどかかりますし、アクセスが増えて広告収入を得るまで何か月かかるかはひとそれぞれ。
「3か月で月10万!」という方もいますが、本当に稀です。そうなったらラッキーだというレベルですので期待しすぎは禁物だと心得ておきましょう。
おすすめはWebライターとブロガーの兼業
Webライターとブロガーに違いはありますが、実はお互いがお互いのデメリットを打ち消してくれる存在です。
Webライターは
- スケジュールが読めない
- 自由度の低さ
がデメリットですが、ブロガーなら
- 自分のスケジュールは自分で決められて
- 自由に記事を書く
ことができます。
SEOを意識した記事構成や読者が読みやすいと思う文章って、Webライターもブロガーも違いはありません。
Webライターで得た知識をブログ作成に役立て、ブロガーとして得た経験をWebライターとして落とし込むことも可能。
Webライターとブロガーはセットで考えたほうが有効です。
まとめ・Webライターとブロガーにおすすめする人
最後に、Webライターとブロガーそれぞれに向いている人をまとめました。
«Webライターに向いている人»
- 自分ひとりで仕事するよりも、管理された方がメリハリがつく
- クライアントに評価されることによって成長できる
- 早く収入が欲しい人
«ブロガーに向いている人»
- 自分のペースで仕事をしたい
- 本業がある・育児や介護で多忙なので、スキマ時間にコツコツ記事を書きたい
- 独学で勉強したり客観的に評価したりできる
あくまで目安ですが、どちらかで悩んでいる人は参考にしてくださいね。